2015 Christmas Concert ライブレポート

20151212

text by Yasutaka Matsuda

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12月12日、今年も池下のCLUB UPSETにてクリスマスコンサートが開催された。
クリスマスコンサート、通称”クリコン”は、名大フォークのライブの中で唯一、オリジナルバンドしか出られないライブである。予選を勝ち上がった8バンドによって、今年も熱いライブが繰り広げられた。

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ライブでは様々なジャンルのバンドが、それぞれ自分たちの個性を表現していった。paper hotelはその心地よいグルーブとポップなメロディで癒しを与え、evercloneは力強いビートにのせた歌によって、彼らの世界観で会場を包み込み、ダイナマイトバズーカは思わず体が動いてしまうようなホットなグルーブで、見る人を楽しませた。猫を堕ろすは自然と気持ちがウキウキするようなキャッチーなサウンドで、hoge.は個々の技術に裏打ちされたテクニカルなフレーズの応酬で、それぞれ観客を魅了した。蒼い芝生は他のバンドにはない、一瞬足りとも目が離せないような緊迫した演奏で、見る人の心をえぐり、ベルリンはキャッチーで且つテクニカルな演奏と、観客を巻き込んだパフォーマンスで、この日一番の盛り上がりをみせた。そしてトリで登場したheadacheは、非常に高い技術を駆使しながらも、爽やかで聴きやすい良質なメロディで会場にいる人全員に安らぎを与え、ライブを締めくくった。

2こうして今年のクリコンもたくさんの方にご来場いただき、大盛況のうちに終えることができました。ご来場下さった方々、サポートしていただいた方々には、ここで改めて御礼申し上げます。ありがとうございました。今後も名大フォークでは、様々なライブイベントを行っていきますので、是非またお越しください。