2016 名大祭ライブ ライブレポート

20160603

text by Ryushirou Akaishi

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2016年6月3日から実に3日間、名古屋大学フォークソング同好会名大祭ライブが各日熱く繰り広げられた。
まずはこの場をお借りしてお礼を申し上げます。ライブ会場に直接来てくださったお客様、Ustream配信により我々のライブを見て下さったお客様、誠にありがとうございました。また、ライブを運営するにあたってサポートをして下さった名大祭本部実行委員会、外部ゲストである「ジャズマスターが鳴った後に」「Suspended 4th」「ヤフオク(ONE OK ROCKのコピー)(愛知教育大学ゲストバンド)」(敬称略)の皆様にも厚くお礼申し上げます。今後とも是非名大フォークソング同好会を宜しくお願い致します。

初日から名大祭ライブは熱かった。名大祭のテーマを高らかにラップで歌い上げられた後、「DOES」から初日は幕を開けた。6バンドの演奏を終え、12:00から行われたのは部員5人によるDJイベントだった。キャパシティ100人の大部屋に響き渡る心地いいビートは多くの人の心を掴んだに違いない。初日のトリは「the cosmic front molar V.S. 肉欲の力士」だった。我がサークルでは名大祭ライブでは、トリを部員によるオリジナルバンドが務めることとなっている。独特の語り調子とバックのバンドミュージックが重なり、大盛況の中初日は幕を閉じた。

2日目は新入生が演奏をするバンドも現れ、彼らはこれからの名大フォークへ新たな風を吹き込んだ。名大祭は新入生が初めて出演することができるライブである。これからのライブでも彼らの活躍から目が離せない。また、土曜日では外部ゲストである「ジャズマスターが鳴った後に」という岡崎を中心に活動するスリーピースバンドが出演した。繊細さの中にある彼らの衝動的感情が名古屋大学に刻み込まれた。そして、この日のトリは「ダイナマイトバズーカ」だった。新曲含め3曲を演奏し、ファンキーなサウンドに聴衆は酔いしれた。

最終日は新入生のみで構成された「スーパーカー」のコピーから始まり、どれも最終日に相応しい錚々たるバンドのコピーが並んだ。外部ゲストとしては愛知教育大学からお越しくださった「ヤフオク(ONE OK ROCKのコピー)」、名古屋発4ピースロックバンド「Suspended 4th」が各々素晴らしいライブを繰り広げた。Suspended 4thのGt./Vo.鷲山氏は「ここは実家みたいなものだ。たくさん知り合いがいて本当に暖かい中でライブが出来る」とMCでコメントした。来たる1ヶ月後には本サークルで結成された「蒼い芝生」との共同企画が控えており、大学祭という枠に収まらない交流の場としても、このライブは機能していることがよく分かる。最終日トリは2年前もトリを飾っている「Empty Wine Cellar」が貫禄の演奏を披露した。本ライブでBa.が一年の留学に発つということで、彼らにとっては最後の名大祭ライブとなった。最後の曲Reckless Dashを終え、これで名大祭が終わるかと思いきや、入れ替わりでサークル幹部らがステージに立ち、「BUMP OF CHICKEN」の天体観測をシークレットとして演奏。会場全体の熱気は3日間の中で最高潮となった。

ここまでの拙文を読んでくださりありがとうございました。今後とも名大フォークソング同好会を宜しくお願い申し上げます。